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安全点検のあゆみ

労働安全に対する社会的使命
当社が提供した機材が図面・計画通りに安全に設置・使用されているのか?
日綜産業が「安全点検」を本格的にスタートさせたのは、平成4年7月1日だった。このとき、NISSO建設現場専門安全管理検査部という組織を作り、社長の小野を統轄本部長として(東北・北海道)(南関東)(北関東)(中部)(近畿)(九州・中国・四国)の6地区に分け、役員が地区本部長となり、その下に各営業店長をブロック長とした構成となった。この組織の目的は「どうすれば建設業界に貢献できるのか」を常に考えて行動し、それが労働安全に対する当社の社会的使命であるとの思いからであった。
検査チェックリスト
現場からの信頼性アップに
検査については検査チェックリストに基づき、組み立て時の検査、組み立て完了時の検査、長期間使用時の中間検査(移設・盛り替え等を含む)等を行ない、「検査報告書」を現場へ提出するというもの。また、誤った使用方法や設置不足などの現場に対しては「改善依頼書」を添付して提出し、後日再点検を行なう。
この安全点検は当初、一部の現場からは「役所のスパイではないのか?仮設屋は製品だけ納入すればいいんだ。点検なんて余計なことをするな!」といった声があったものの、「餅は餅屋に、仮設機材のことは我々仮設のプロにお任せ下さい、当社の製品納入現場からは仮設に起因する事故を1件も出させません。」という営業マンの熱意が浸透し、今日ではどの現場も歓迎されるようになった。施工者からは「安全点検をしてくれた現場は安心して作業できる。」と好評を博している。
安全点検の社内勉強会
国土交通省が事故防止対策として採用
この安全点検活動のベースが、その後に設立された全国仮設安全事業協同組合(アクセス)の安全点検に直結しているのである。
現在では、この有資格者によるチェックリストに基づく足場の安全点検は、国土交通省の建設工事事故防止重点対策に明記され、工事成績評定の判断材料の1つとされている。
また、社内でも定期的に安全点検に関しての勉強会を開催し、常に質の向上を目指している。

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