member interview
社員に聞いてみた!
「施工管理」のしごとって?
profile
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塗矢 康太郎
Nuriya Koutarou
建設支店 工務部
現在はどのような仕事をしていますか
人の命を守る責任とプライドが、
仕事への原動力になっています。
現場監督として、鉄橋の塗装工事を担当しています。人々の生活に欠かせない交通インフラのひとつである鉄道。その鉄道がわたる鉄橋の安全性を保つには、定期的な塗装が欠かせません。というのも塗装には単に景観上の役割だけでなく、サビを防止し、強度を高めるという役割があるからです。ひと言に塗装工事といっても規模はさまざまで、大規模な案件では施工計画を立てるだけで数ヶ月を要するものも。まずは現場に足を運び、どんな足場が必要かを考えます。既存の製品で対応する場合もあれば、その現場に合わせた特殊な足場を組む場合もある。また、現場を管轄する組織(国土交通省や市役所など)と何度も打ち合わせを重ね、規定のルールを順守しながら進めなければならない難しさもあります。職人さんの安全を守りながら、いかに高いパフォーマンスを引き出せる環境をつくれるか。現場監督の腕の見せどころです。大変なこともありますが、人の命を守るという責任とプライドが、私を今日も現場へ向かわせます。
仕事の面白いところ
頭では大変だと思っていても、
心はいつも笑っている。
やりがいを感じるのは、事故なく工期終了を迎えられた時。これに尽きます。あとは「現場を自分たちでつくり上げていく」という要素が強いのも個人的には嬉しいポイント。言われたことを言われた通りにやるだけって、物足りないじゃないですか。施工計画や足場設計にいたるまで、自らのアイデアをフルに活かし、あらゆる課題を乗り越えていく。コストや納期にも気を配りながら、職人さんの仕事のしやすさを追求する。時には天候悪化で作業が遅れたり、現場を止める判断を迫られたりすることだってあります。…と、あらためて考えると、なかなかハードな仕事ですね(笑)。ただね。それを大変だと思うことはあっても、苦しいと思ったことは一度もありません。むしろ楽しい。自分が計画した現場でイキイキと作業する職人さんたちを見ると、逆にもっと頑張ろうという意欲が湧いてきます。「塗矢さんの現場はいつも仕事しやすくて助かるよ」と感謝の言葉をもらうたびに、達成感を得られますし、なにより自分の存在意義を実感しています。
日綜産業ってこんな会社
リスクが1%でもあるなら、
迷わず、NOを選択する会社です。
建設機材のパイオニアとして、長年にわたり日本中の建設工事の安全を守ってきた日綜産業。当社が誇る「50年間無事故」の記録は、今や業界の神話として語られるほどです。そんな積み上げてきた信頼の実績が認められ、JR西日本が自社で管理する橋梁の塗装工事を、足場設計からすべて任せたのが、私の所属する建設支店。2年前に開設したばかりの若い部署です。私たちが大切にしているのは工事の質と安全。「あたり前のことでは?」と思われるかもしれませんが、業界のなかには現場に負担をかけ、短期間で一気に完成を目指す、いわゆる「突貫工事」のような方法を採用する企業もあります。日綜産業はそれを認めません。答えは簡単。無理を貫いてもなにも得がないからです。むしろリスクの方が大きい。一歩間違えば、命に関わる大事故につながる恐れだってあります。特別なことではないかもしれませんが、人の命を預かる立場として忘れてはいけないこと。大手の肩書きに胡座をかくことなく、常に真摯な姿勢で取り組む。私の自慢の会社です。